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IPSCとIDPA

IPSC(International Practical Shooting Confederation)とIDPA(International Defensive Pistol Association)は、どちらも射撃スポーツの団体ですが、それぞれ異なるスタイルとルールを持っています。

 

IPSC(International Practical Shooting Confederation)

* 目的とスタイル:
IPSCは「プラクティカル射撃」に重点を置いており、射撃の速さ、精度、パワーを総合的に評価します。競技は非常にダイナミックであり、競技者は多様な射撃ポジション、移動、障害物を組み合わせたコースをこなします。

* 使用される銃器:
主にピストルが使用されますが、ライフルやショットガンの競技もあります。

* 競技スタイル:
クリエイティブで複雑なコースデザインが特徴で、競技者は個々のコースに対する戦略を立てる必要があります。

 

IDPA(International Defensive Pistol Association)

* 目的とスタイル:
IDPAは実際の自己防衛シナリオを模擬した射撃に焦点を当てています。このため、より現実的な装備やシナリオが採用されています。

* 使用される銃器:
主に実用的な防衛用ピストルが使用されます。

* 競技スタイル:
競技は通常、実際の自己防衛状況を模倣して設計されており、隠れたり、カバーを取るなどの現実的な戦術が要求されます。装備も日常的に携帯可能なものに限られます。

 

両団体とも射撃技術の向上を目指していますが、IPSCは、より競技的でスピードと正確性を強調しているのに対し、IDPAは現実の自己防衛シナリオに基づいたルールと装備を採用しています。